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by yuki_yukimin
| 2007-05-22 22:08
| その他のこと
5月11日は初の放射線治療の日だった、前々日の9日に、既に噂の印し付けは終わっているが、初日だけは再度位置を確認しながらの治療となる。
午前中だけ仕事に行った、休んでも良かったけど、家に居ても落ち着かない。
放射線治療室は地下にある、その為か何か独特の暗い雰囲気があって、どうも馴染めない、来るたびに気持ちが落ち込んで行く、これじゃ先が思いやられるね。
9日の日に私の上半身に合わせた型を取ってあって、その型にすっぽりはまっての治療となる「動かないで下さい」って言われると緊張して、何だか動いてしまいそうになるので、その型にはまると不思議な安心感、なんせオーダーメイドで自分の身体にピッタリフィット。
型にはまると、上から赤い線が身体に写っているのが見える、技師さんが二人掛かりで、9日に書いた印しの他に、また印しをマジックで書き足す、このマジック、普通の文房具店で売ってる油性マジックと同じ物だそうだ、結構簡単に色落ちしちゃうから、身体を洗うときはその部分だけ、手でそっと洗って下さいって言われた、もっと落ちない医療用の油性マジックできないのかなぁ、お風呂で身体を洗うたびに、ドキドキしちゃうよ。
技師さん二人掛かりで私の身体に書き上げた傑作は、まるでナスカの地上絵のようだ、このまま赤い光線とともに放射線も出るのかと思っていたら「今度は実際に放射線を照射する部屋に移動して下さい」と言われた、治療は別の部屋のようだ。
放射斜線治療の部屋にオーダーメイドの型と共に移動し、再びすっぽりはまった。
いよいよ始まる、緊張が高まる、まずは手術をした左胸の右側から照射を始める。
確かよつばさんのブログでゲゲゲの鬼太郎の歌が良いって書いてあった事を思いだして、心の中で歌う、かなり大きな音がする、多分今目には見えないんだけど、放射線出ているんだろうなぁ。
一番歌い終わっても、まだそのまま、え~っと2番の歌詞はと考えていたら技師さんがやってきて、今度は術側の胸の左に機械を動かす、ミニマムな私の乳のみに、放射線当てるのって多分すっごく大変なんだろうな、寝てしまうと殆ど乳なんて乳首のみ、いったいどこに照射してるのか???技師さん、乳が小さくてゴメンネ、ご苦労をお掛けします。
鬼太郎は、結局2番目の歌詞が途中あやふやだったから1番をまた歌った。
技師 「はい、終わりました、それでは着替えて来週からの予定をお聞きしますので、廊下で待っていてください」
そそくさと着替えて、来週からは終わり次第仕事に行く為、予約は朝一番のグループに入れて貰った。
家に帰って、照射されただろう部分を鏡に映して、よく見てみたけど、何の変化も無し、1回目だもんね、あたりまえか。
思ったほど緊張しないで済んだのは技師さんがとても丁寧で親切だったから、地下の雰囲気に馴染むのは時間が掛かりそうだけど、これからの治療、順調にこなしていけそうだ。
実はGW中に、仕事と明けから始まる放射線治療の事を考えていたら、どうしようもなく不安になってしまい、半年検診の日から、また抗鬱剤を処方されている、どうしても考える時間の出来てしまう、連休は苦手・・・相変わらず1人で家に居るとダメになっちゃう、情けない・・・
人はそんなに簡単に強くなれないね、なんで皆みたいにもっと前向きに、生きていることに喜びを見出せないんだろう、どうしたらもっと強くなれるんだろう。
一先ず、スタートした治療、今はただ何も考えず淡々と続けて行こうと思っている。
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by yuki_yukimin
| 2007-05-13 16:29
| 放射線治療
5月8日、昨日は連休明けそうそうに、半年検診だった。
婦人科検診から始まって、腫瘍内科、心療内科、エコー、外科検診と盛沢山のメニュー・・・
婦人科検診は、言わずと知れた、子宮癌の検診、そうあの痛いと噂の。
先生も「二つ検査をするんだけどね~片方はチョット痛いんだよね~、まぁ出来るだけ痛くないようにするけど」
婦人科の、主治医はどうやらノリが軽いようだ、さて実際検査は、あっという間に終わってしまった、痛くも何とも無い、相変わらずの鈍さ、多分これから検査なのかと思ったら、「はい、終わりましたよ~」と先生、そそくさと着替えて診察室に戻ると、「まぁ、何とも無いと思うけど、一応検査結果は25日ね~」
午前中は腫瘍内科まで腫瘍内科の主治医とは今日でお別れ、私の主治医はまた外科のMr.オクレに戻る、クヨクヨナ悩んでばかりいて、腫瘍内科の院内唯一のイケメン先生には随分と迷惑を掛けたから名残惜しいけど、出来れば、もうここでの受診は無いようにとそっと願う。
午後から心療内科へ、とにかく待ち時間が長い!この日の為に新しいゲームソフトを購入しておいてシミジミ良かった、待ち時間はひたすらゲームに没頭。
時間通りに始まったのはエコーだけ、最後の外科も随分と待たされた。
Mr.オクレ 「○○さん、お待たせしました、どうぞお入り下さい」
久しぶりの外科外来、チョット緊張
Mr.オクレ 「はい、ではそこに座って」
Mr.オクレの前には先ほど撮ったばかりのエコーが数枚貼られている
Mr.オクレ「先ほど撮ったエコーですが、右側のしこりは変化無し、一応経過観察ですね、それから、術側に幾つか黒い影が見えますが多分、脂肪の塊でしょう、温存の場合は周りから脂肪を寄せ集めて形成するので、脂肪の塊が出来る人も多いんです」
私 「再発とかじゃ無いんですよね?」
Mr.オクレ 「100%白と言えるのは、取り出して、細胞を調べて見ない限り分からないんです、でもこんなミリ単位の影に、いちいち生検はしていられないでしょう、まず問題は無いと思われますが絶対とは言い切れないんですよ」
相変わらず、Mr.オクレは顔に似合わず慎重で、軽々しく「大丈夫ですよ」なんて絶対言ってくれない、その一言があったら、どんなに気持ちが楽になるだろう・・・いくら欲しくても絶対に手に入らない一言・・・
その後2度目のゾラをうってもらう、相変わらず痛くないが、痛いかと少しは心配になったのか
Mr.オクレ 「大丈夫ですか?」
私 「はい、注射でも検査でもあまり痛みを感じないんです」
Mr.オクレ 「それは、とても良いことですね、ラッキーですよ」
一先ず、エコーに写った影も経過観察となった、まずは放射線治療までの一連の治療を終えてから、再度エコーを撮る事となった。
経過観察づくめの釈然としない結果のまま、1日掛かりの半年検診は終わった、朝10時に入って終わったのは結局5時半近かった。
疲れた・・・また弱気になってしまいそうな気持ちを奮い立たせなくては、多分脂肪の塊だよね、とにかく答の出ない物に、惑わされていても仕方がないよね、11日金曜日から、放射線治療も始まる、今はそのことに専念しよう。
写真は現在の私の後頭部です、不思議と真ん中のところだけ、真ん丸くチョットフサフサ♪
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by yuki_yukimin
| 2007-05-09 14:23
| 病気について
体力無いです・・・情けないことに、楽しかった【まきちゃんと行く根津つつじ祭り】の翌日、布団から出られず、一日中ウトウト・・・病気になる前は、もう少しタフだったのに・・・
そして迎えた1日、実はチビの学校の家庭訪問が次の日に迫っていた!そ・・・掃除をしなくては・・・噂では玄関で話をして帰るらしい、でも噂は噂、もし「それでは」と言って上がられたら、きっと強盗に入られた後だと思われるかもしれない・・・頑張りました、慣れない掃除、考えてみたら、去年の暮れは化療と重なり、大掃除もパスしていたっけ。
一念発起して、2日掛かりで掃除しました、頑張りました、真っ白に燃え尽きるまで掃除しまくりました、そして迎えた家庭訪問、先生はお約束通り、玄関で立ち話、10分足らずで帰って行かれました・・・まぁ良いです、おかげさまで家中ピカピカです、こんな事年に数回もありません。
前置きは長くなりましたが、そんな事があって私だけ、オフ会のアップが物凄く遅れてしまいました。
つつじ綺麗でした、オフ会の詳細は他の方々のブログで、書き尽くされているので、私は初めてお会いした方々の感想を。
まきちゃん、さすがは女医さんです、知的です、何を聞いても丁寧に的確に答えてくれます、こんな先生が主治医だったら患者の立場としては物凄く安心出来ます、憧れます。
シロクマちゃん、ヅラ関係では随分とお世話になっていました、明るい少女のままの大人になったような、一緒に居るだけで場の雰囲気を和ませてくれる、ほのぼのとした雰囲気のオーラが全身から溢れています。
wakkoさん、阿川佐和子似のとっても美人さんです、大人の雰囲気が香る魅力的な方です、どうして、同じくらいな(多分)年齢なのにここまで差が付くかなと、自己嫌悪に陥ってしまいます。
koko(チケン)さん、高校の先生です、こんな先生に教わったら男子生徒は嬉しいだろうな、凛とした雰囲気が何とも魅力的です。
今回も色々な話をたくさん、させて頂きました、お互いの情報交換に、専門家(まきちゃん)もいらっしゃって、今まで聞きたいけど聞けなかった事など、収穫満載!
実は今回のオフ会で今まで、答を出せないまま悩み続けた事に、初めて答を出すことが出来ました、それは、化学療法についてです。
最後の治療を終えた今でも、これは私にとって本当に必要な治療だったのか、確かに治療は終わったけど、今でも残る副作用の爪あと、答を出せないまま、どれだけ悩まされ続けたことか。でも私にとっては、必要な治療だったんだと初めて思えた、暗闇から抜け出せたような気がした、本当に嬉しかった、まきちゃん、皆さんありがとう。
やっぱり皆に会うと元気になる、皆のパワーが知らず知らずに、自分のエネルギーになっている、本当は2次会のカラオケ行きたかったんだけど、体力的に目一杯だった、あ~悔しいよ~。
体力付けて、次のオフ会は最後の最後まで付き合うぞ~!!!
それにはたくさん食べなきゃね♪さ~て次のオフはいつかな~。
そして迎えた1日、実はチビの学校の家庭訪問が次の日に迫っていた!そ・・・掃除をしなくては・・・噂では玄関で話をして帰るらしい、でも噂は噂、もし「それでは」と言って上がられたら、きっと強盗に入られた後だと思われるかもしれない・・・頑張りました、慣れない掃除、考えてみたら、去年の暮れは化療と重なり、大掃除もパスしていたっけ。
一念発起して、2日掛かりで掃除しました、頑張りました、真っ白に燃え尽きるまで掃除しまくりました、そして迎えた家庭訪問、先生はお約束通り、玄関で立ち話、10分足らずで帰って行かれました・・・まぁ良いです、おかげさまで家中ピカピカです、こんな事年に数回もありません。
前置きは長くなりましたが、そんな事があって私だけ、オフ会のアップが物凄く遅れてしまいました。
つつじ綺麗でした、オフ会の詳細は他の方々のブログで、書き尽くされているので、私は初めてお会いした方々の感想を。
まきちゃん、さすがは女医さんです、知的です、何を聞いても丁寧に的確に答えてくれます、こんな先生が主治医だったら患者の立場としては物凄く安心出来ます、憧れます。
シロクマちゃん、ヅラ関係では随分とお世話になっていました、明るい少女のままの大人になったような、一緒に居るだけで場の雰囲気を和ませてくれる、ほのぼのとした雰囲気のオーラが全身から溢れています。
wakkoさん、阿川佐和子似のとっても美人さんです、大人の雰囲気が香る魅力的な方です、どうして、同じくらいな(多分)年齢なのにここまで差が付くかなと、自己嫌悪に陥ってしまいます。
koko(チケン)さん、高校の先生です、こんな先生に教わったら男子生徒は嬉しいだろうな、凛とした雰囲気が何とも魅力的です。
今回も色々な話をたくさん、させて頂きました、お互いの情報交換に、専門家(まきちゃん)もいらっしゃって、今まで聞きたいけど聞けなかった事など、収穫満載!
実は今回のオフ会で今まで、答を出せないまま悩み続けた事に、初めて答を出すことが出来ました、それは、化学療法についてです。
最後の治療を終えた今でも、これは私にとって本当に必要な治療だったのか、確かに治療は終わったけど、今でも残る副作用の爪あと、答を出せないまま、どれだけ悩まされ続けたことか。でも私にとっては、必要な治療だったんだと初めて思えた、暗闇から抜け出せたような気がした、本当に嬉しかった、まきちゃん、皆さんありがとう。
やっぱり皆に会うと元気になる、皆のパワーが知らず知らずに、自分のエネルギーになっている、本当は2次会のカラオケ行きたかったんだけど、体力的に目一杯だった、あ~悔しいよ~。
体力付けて、次のオフ会は最後の最後まで付き合うぞ~!!!
それにはたくさん食べなきゃね♪さ~て次のオフはいつかな~。
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by yuki_yukimin
| 2007-05-03 21:34
| お出かけ