乳癌の闘病記です,一言で良いですコメント、よろしくね


by yuki_yukimin

カテゴリ:病気について( 35 )

術後1年

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ただ今の、挨拶をしてから既に1ヶ月が過ぎてしまいました、なかなか思うように身体が動かず、相変わらず、1日の殆んどを寝て過ごす生活を続けています。

今日で術後1年です、別に何のお祝いもしませんが、今頃、手術室に向っていたんだなとか、手術が終わって目が覚めた時間だなどと、淡々と懐かしく思ったりしていました。

丁度診察日だったので、Mr.オクレに

私 「先生、去年の今日がオペの日でした、今日で1年経ちました」

Mr.オクレ 「そうかぁ、もう1年になりますか、この勢いで2年から5年なんて、あっという間に過ぎて行きますよ」

笑いながら、応えてくれた、本当にそうだと良いなと思いつつでも1日1日は大切に生きていかなきゃね。

術後1年も経つのに、現在の自分の状態を考えると何とも情けない思いで一杯です。
ですが最近では、朝目が覚めると気分が良いなと思ったり、洗濯や、洗い物など出来る事から少しずつリハビリのつもりでやっています。

前回の記事にも、本当にたくさんの方から励ましのコメントを頂きました、どれだけ心の支えになった事か、私は果報者です。
コメントのお返しが出来なくてすみません、でもそろそろ私のリハビリにブログが追加されそうです、その時は、皆さんまたどうぞ宜しくお願いしますね。
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by yuki_yukimin | 2007-11-01 18:59 | 病気について
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昨日は、恒例の3ヶ月エコーに5回目のとゾラの通院日、その為もあって、会社の他の皆さんよりチョッと早めのお盆休暇に突入です♪

まずはエコーを撮って、外科の待合室に向かい受付を済ませる、殆んど待つ事も無く名前が呼ばれた。

前回のエコーでは術側の胸に幾つかの小さな黒い影があって、脂肪の塊だとは思うがはっきり白と言えない限り経過観察と言われ、何とも釈然とせず気掛かりだった、その影が今回のエコーでは消えていた。
Mr.オクレ 「やはり術後の脂肪の塊だったようですね」
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嬉しいよ~やっと一つクリアになった、その後診察しながらMr.オクレが急に傷の話を持ち出した。

Mr.オクレ 「ちょと乳首の下に線が入ってしまってますね、もうチョと、ひっぱって縫えば良かったなぁ、まぁこの位ならば縫い直せば綺麗になります」

私 「えっ先生が縫い直してくださるんですか?」

Mr.オクレ 「僕じゃありませんが、美容的な豊胸を望まないなら、ここの形成外科でできますよ」

私 「それで構いません、豊胸は必要ないですが傷跡が気になっていて」

Mr.オクレ 「でも2年間は放射線の影響があると言われていますから、その後になりますよ」

夢のような話に驚いてしまった、私は嬉しい事に温存で手術が済んだが、どうしても胸の傷跡が気に掛かり、これだったら全摘して再建の方が良かったのではと散々悩んでいた。
Mr.オクレ、ありがとう、指折り数えて2年待ちますd0098762_1753095.gif

Mr.オクレ 「さて次はいよいよだね」

私 「???」

Mr.オクレ 「3ヵ月後の次回11月は1年検診だよ、今度は色々と検査のメニューも増えるよ」

オクレに言われるまで、すっかり忘れていた、11月1日は私が手術をした日、3ヵ月後はもう1年検診なんだぁ・・・
去年の今頃はまだ自分が乳癌だ何て知らずに、気楽な毎日を過ごしていた、しこりに気がついたのは8月の終わり、最初の病院での告知は9月の初めの週・・・
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怒涛のような1年だった・・・思い返しても特にブログを始める前の3ヶ月間は重く暗く、そして苦しい思いでしかない。
家族とブログ友に支えられてやっとここまで来たんだなぁ・・・感慨深い

Mr.オクレ 「メニューは血液検査と、エコーと、術側と反対の胸だけマンモね」

私 「術側はやらなくても良いんですか?」

Mr.オクレ 「必要は無いでしょう、希望するなら撮っても構いませんがエビデンスはありません」

私 「マンモで見つかるのは石灰化ですよね、マンモで見つかる乳癌とエコーで見つかる乳癌とは別なのですか?」

Mr.オクレ 「石灰化はエコーでは分かりません、ただ癌として見つかる物はエコーのほうが多いですが、まったく別の視点の検査です」

私 「今回は腫瘍マーカーーも調べるんですね、CTは必要ないのですか?」

Mr.オクレ 「腫瘍マーカーは調べます、それで全てが分かる訳ではありませんが、CTは必要無いでしょう、年に何の検査を何回というガイドラインは無いのです、○○さんの場合は転移が無かったので遠隔転移よりも、局所再発を重点的に調べて行きます、検査も患者さんによって様々です」

私 「分かりました」

Mr.オクレ 「日にちですが何日が良いですか、検査は月曜日になるので、何日でも構いませんよ」

私 「では12日に・・・って12日って私の誕生日です」(その時話していて気がついた」

Mr.オクレ 「それは忘れなくって丁度良いでしょう、検査結果はじゃ1週間後の19日ね」

私 「今日は触診はないのですか?」

Mr.オクレ 「エコーを見た所、必要は無いでしょう」

私 「せっかく、触診用に脱ぎ着しやすい格好で来たんですが」

Mr.オクレ 「じゃせっかくだから、触診もしましょう」

Mr.オクレは沢山の患者さんを診ているので気づいていないが、私は毎月ゾラの度にこの手で触診を受けている♪

触診の後、ゾラをうってもらい、今日の診察は終了、着替えながら

私 「土曜日に神奈川の乳癌フォーラムに行って来たんです」

Mr.オクレ 「そうですかぁ、何か新しい話はありましたか?」

私 「化学療法に併用して分子標的治療薬を使った新しい治療が試されていて成果が上がっているそうです」

Mr.オクレ 「そうですかぁ、化学療法のほうは私は専門外であまり詳しくは無いのですが、腫瘍内科の○○先生はいつも新しい情報を入手されていますからね」

乳癌フォーラムに行った話をした時、Mr.オクレは嬉しそうだった、なかなか良い主治医と患者との関係が築かれているように思えて嬉しい♪

明日からチビを連れて妹とその子供達と伊豆山のリゾートマンション(会社の保養所です)に2泊3日で行って来ます、プールと温泉と、大自然しかない、近くにコンビにすらないこの環境で自毛デビューと温泉デビューを果たす予定で~す。d0098762_1749575.gif
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by yuki_yukimin | 2007-08-08 18:08 | 病気について

これからもヨロシク

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もう10ヶ月近く経つが、私は自分で胸のしこりに気がついた。
その瞬間、私は自分が癌であると言う確信を持った、根拠は無かったが、元々がん患者の多い家系で、二人の叔母を乳癌で亡くしている。

私の生活と精神状態は一変した、暗雲の垂れ込める世界で、底の見えない泥沼に足を引きずれ込まれながら、抗う術さえ持たずに、ただ沈んでいった。

外科の主治医の診察さえ受け入れられず、抗鬱剤と、精神安定剤、眠剤が処方された。
それでも一晩中、ビデオをかけ続け、目が覚めると、何時でも主人を揺り起こした

体調や気分が悪く仕事に行かれない日、そして術後、自営業で自由が利く主人が家に仕事を持ち込んで、側にいてくれた、どうしても外出しなくてはいけない日は順番に子供達を休ませた、とにかく一人で家に居る事なんて出来なかった、術後3週間で仕事に復帰したのも、仕事をしている方が楽だったからだ。

化学療法の必要性が決定した、最初の投薬は入院して行なわれる、そのベッド待ちのある日、主人からブログを薦められた。

自分の気持ちを書き綴った、死の恐怖と苦しみと恐れに縛り付けられた心を吐露した。
直ぐにラムちゃんからコメントが入った、嬉しかった、一人じゃないんだと初めて気がついた。

だんだんと、コメントも増えていった、そこにはたくさんの同胞がいた、凹む度に勇気を貰った、何時しか暗雲の垂れ込めた空に光が見えるようになった。

化学療法が始まっても仕事は続けた、派遣社員の私は約半年毎のプロジェクトに参加してはプログラムを組む仕事をしている、化療の最中に勤め先が変わったこともあった、化療を金曜日に受け土日休んで月曜日からフルタイムで出勤、身体は辛かったが、精神的にはその方が楽だった、一人になるのが怖かった、一人で家に居られなかった、仕事に集中している間は、病気の事を一瞬でも忘れられた。

良く、化療や放射線治療を受けながら、仕事を続けていることをが私の強さだとコメントに書いて頂ける、でも本当は違う、仕事を辞めなかったのは私の弱さ、辞めなかったのではなく、辞められなかったのだ。

今回、放射線治療の最中にまた派遣の契約期間が終了したが、初めて次の仕事を入れなかった、毎日の通院に仕事は辛いと言う事もあったが、一番の理由は、多分もう一人で家に居られるだろうと思ったからだ。

主人が心配して、また自分か子供達が側に居るようにしようかと言われたが、大丈夫だからと断った。

6月11日から家に居る、放射線治療も14日には終わり完全なプー状態に入った、一人でも大丈夫、先日は10ヶ月ぶりに、ベランダの植物の手入れをした、フットセラピーや、素頭を披露してのヘッドマッサージにも行った、昼寝もたくさんした、主人と待ち合わせして、銀座で何度か食事もした、初めて自分でも強くなれたんだと感じた。

結局、来週から仕事に復帰することが決まった、今度の通勤先は丸の内(確かシロクマちゃんと同じだぁ♪)主人は通勤が大変だからと、難色を示したが、殆んどこちらの意向を汲んで貰った、かなりの好待遇に私は二つ返事で引き受けてしまった。
(実は放射線治療が終わった14日にも、面談があった、企業側からは良い返事を頂いたのだが、待遇面がイマイチで、お断りしている、それを受けてたら今週の火曜日からすでに仕事が始まってた)

7月一杯は休もうと思っていたが、お世話になっている派遣会社、そうそう我侭も言っていられない、まぁ2週間家に居たけど、掃除をしたのは2回だけ、結局考えていた換気扇掃除も窓拭きも家事と名のつく事は殆んど何もしなかった・・・

人には向き、不向きがあるのだ!やっぱり働こう・・・

今私の頭上の空は晴天だ、たまに雲が風に乗って流れてくるが、以前の様に光が射さない日は無くなった。
一人ではここまで来られなかった、ブログ友、リアル友、たくさんの人々に支えられた、ありがとう、やっと一人で立てるようになりました、そしてこれからもヨロシク。
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by yuki_yukimin | 2007-06-24 09:23 | 病気について

経過観察

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5月8日、昨日は連休明けそうそうに、半年検診だった。
婦人科検診から始まって、腫瘍内科、心療内科、エコー、外科検診と盛沢山のメニュー・・・
婦人科検診は、言わずと知れた、子宮癌の検診、そうあの痛いと噂の。
先生も「二つ検査をするんだけどね~片方はチョット痛いんだよね~、まぁ出来るだけ痛くないようにするけど」
婦人科の、主治医はどうやらノリが軽いようだ、さて実際検査は、あっという間に終わってしまった、痛くも何とも無い、相変わらずの鈍さ、多分これから検査なのかと思ったら、「はい、終わりましたよ~」と先生、そそくさと着替えて診察室に戻ると、「まぁ、何とも無いと思うけど、一応検査結果は25日ね~」

午前中は腫瘍内科まで腫瘍内科の主治医とは今日でお別れ、私の主治医はまた外科のMr.オクレに戻る、クヨクヨナ悩んでばかりいて、腫瘍内科の院内唯一のイケメン先生には随分と迷惑を掛けたから名残惜しいけど、出来れば、もうここでの受診は無いようにとそっと願う。
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午後から心療内科へ、とにかく待ち時間が長い!この日の為に新しいゲームソフトを購入しておいてシミジミ良かった、待ち時間はひたすらゲームに没頭。
時間通りに始まったのはエコーだけ、最後の外科も随分と待たされた。

Mr.オクレ 「○○さん、お待たせしました、どうぞお入り下さい」

久しぶりの外科外来、チョット緊張

Mr.オクレ 「はい、ではそこに座って」

Mr.オクレの前には先ほど撮ったばかりのエコーが数枚貼られている

Mr.オクレ「先ほど撮ったエコーですが、右側のしこりは変化無し、一応経過観察ですね、それから、術側に幾つか黒い影が見えますが多分、脂肪の塊でしょう、温存の場合は周りから脂肪を寄せ集めて形成するので、脂肪の塊が出来る人も多いんです」

私 「再発とかじゃ無いんですよね?」

Mr.オクレ 「100%白と言えるのは、取り出して、細胞を調べて見ない限り分からないんです、でもこんなミリ単位の影に、いちいち生検はしていられないでしょう、まず問題は無いと思われますが絶対とは言い切れないんですよ」

相変わらず、Mr.オクレは顔に似合わず慎重で、軽々しく「大丈夫ですよ」なんて絶対言ってくれない、その一言があったら、どんなに気持ちが楽になるだろう・・・いくら欲しくても絶対に手に入らない一言・・・d0098762_1483657.gif

その後2度目のゾラをうってもらう、相変わらず痛くないが、痛いかと少しは心配になったのか

Mr.オクレ 「大丈夫ですか?」

私 「はい、注射でも検査でもあまり痛みを感じないんです」

Mr.オクレ 「それは、とても良いことですね、ラッキーですよ」

一先ず、エコーに写った影も経過観察となった、まずは放射線治療までの一連の治療を終えてから、再度エコーを撮る事となった。

経過観察づくめの釈然としない結果のまま、1日掛かりの半年検診は終わった、朝10時に入って終わったのは結局5時半近かった。

疲れた・・・また弱気になってしまいそうな気持ちを奮い立たせなくては、多分脂肪の塊だよね、とにかく答の出ない物に、惑わされていても仕方がないよね、11日金曜日から、放射線治療も始まる、今はそのことに専念しよう。

写真は現在の私の後頭部です、不思議と真ん中のところだけ、真ん丸くチョットフサフサ♪
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by yuki_yukimin | 2007-05-09 14:23 | 病気について

決心しました

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お騒がせ致しました、樹海からは既に抜け出してはいたのですが、怒涛の残業で皆様からのコメントに返信すら出来無い状態が続いており、昼休みも返上で、サンドイッチ片手に仕事しております。
数々の暖かいコメント、励ましのお言葉本当にありがとうございました。
私は甘えていました、後1回、見事に乗り切って見せます!そう決心した時の夫の喜び様、それだけでも、受ける価値有りです。
コメントの返信は週末にゆっくりと書かせて頂きます。

ちなみに今回の写真は、とある朝、腹黒い猫のレンがあろうことか我が家の大黒柱である、ご主人様(夫)の上で、お休みになられていたところです。
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by yuki_yukimin | 2007-03-09 12:56 | 病気について

明日はCEF5回目

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明日はとうとう5回目の化学療法の日だ、しかし、私は今月の初めからものすご~く気に掛かることがあって、明日の治療の事が考えられなかった。

実は今月の初め、Mrオクレの術後3ヶ月目の診察日に、右胸に6ミリのしこりを発見、なんとなく、ぶつかったりすると痛みを感じていたので気にはなっていたのだ。
エコーの予約が2月20日、そんな両胸が癌なんて事は無いだろう、検査もエコーだけで「心配ありませんよ、大丈夫です」と言われると、楽観的に考えていたのだが、エコーの診断後、急遽、28日に細胞診、3月1日に結果を聞くための診察とあっという間に予定が決まった。

今週は水曜日から病院へ通い詰め、やはり気になって仕方がない、今更、癌だといわれても既に癌なんだし、そんなに気にすることは無いと自分に言い聞かせても、やはり不安で仕方が無い、相変わらずヘタレの私。

昨日の細胞診の検査はしこり自体が小さいこともあり、エコーをあてながらの検査だった、失敗したのも入れると全部で4回針を刺した、痛みに鈍感な私にもかなり痛かったが、じっと我慢でなすがまま、それでも1時間以上かかった。

そして迎えた今日、心配で1人で行かせられないと言う夫と一緒に行って来ました、検査結果を聞きに、結果は良性でしたぁ♪~
呼ばれて部屋に入るなり、Mrオクレの「心配ないですよ」の声がどんなに頼もしく嬉しく聞こえたことか。d0098762_23127100.gif

そんなことで明日の5回目の化学療法まで、気が回らず今日という日を迎えた私、不思議と心は穏やか(散々心配したからね)右胸まで乳がんですと宣告されたらと考え続けた約1ヶ月、それに比べたら、明日の化学療法なんて、一過性の吐き気を我慢すれば済む!
明鏡止水・・・今の心境、明日も頑張ります!
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by yuki_yukimin | 2007-03-01 23:30 | 病気について
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リアルタイムな私は、先週の化療の副作用もすっかり抜け、体調の復活と共に凹んでいた気持ちも前向きに回復、これも皆様の暖かな励ましのおかげです、ありがとうございました!
とにかく、変形乳房は今悩んでいても仕方が無い、一先ず治療に専念して、落ち着いたところで考えます(って現在の心境ですが、何分波があるのでいつまた、同じ内容で凹むかも知れません、その時はヨロシクです)

ちなみに今日はヅラを買いに行った日のお話です。

11月16日に、腫瘍内科の、Dr赤塚不二男似に「間違いなく必ず禿ます」と宣言されていたから、とにかくヅラを用意しなければならなくなった、Dr赤塚不二男似の言葉のセンテンスは短かくいつも確信を突いて来る。

私の場合は中リスクでも、低リスクに近く、ホルモン療法も可能なので、化学療法は必須では無かった、起こりうる副作用の説明を一通り聞いた後、私の心は揺れに揺れた。
その辺の話は何度かリアルタイムで書いているので、今回は飛ばします、でもとにかく、化学療法を受けるのが嫌で仕方が無かった。
しかし、夫の鶴の一声で、最初からあるようで無かった私の選択肢は、無残にも化学療法まっしぐらになった。

こうなったら既成事実を作らなくてはって・・・そっちの事じゃ無くて、何か後に引けなくなるような現実を自分に突き付けるんだ!
と、前置きは長くなりましたが、とにかくヅラを買ってしまおう、髪もヅラに合わせてベリーベリーショートにして、ヅラ無しでは仕事にも行けなくしてしまおう!かなり短絡的だが、そう思った。

病院でヅラ屋さんのパンフは幾つか貰って来ていた、その中で、完全予約制、完全個室、自毛が生え揃うまで美容院代わりにも使えますのスヴェ○ソンのサロンが一番近く、open間もなく綺麗だったので、殆ど調べもせずに、予約の電話を入れた。
今考えると完全に浮き足立っていた、もうちょっとシッカリ調べれば22万も払わずに済んだのに、その時は他に何も考えられなかった。

予約は11月26日の午前10時、サロンは横浜駅から歩いて5分、直ぐに見つかった、高級な美容室(行った事ないけど)か、エステサロンといった雰囲気の綺麗なお店だ。
まず相談室のような部屋に通され、マネージャーという女性から説明を受ける。

最初は人口毛100%でお値段5万円前後、これが希望だった、途中で気に食わなくなったら買い換えてもMIX毛22万の半分にもならない、予約の電話でも、希望は人口毛100%と告げてあった。
しかし、サンプルを見せてもらい、何着か試着して比べてみると何たる違い、人口毛100%はやっぱりリカちゃん人形なのだ、それに比べてMIX毛は、自毛となんら変わりなく見える、ここに17万の違いが・・・・・

仕方が無かった、必要経費だと背に腹は変えられずMIX毛のショートを注文。
どうしても今日中に持ち帰りたかったので、一先ずヅラをおおよその形に作って用意しておき、自毛のカットと実際に試着してのヅラのカットは5時に再予約となった、セミオーダーとなるので、チョット時間がかかるようだ。

時間は1時、5時までにはまだタップリある、横浜で食事をして一度家に帰り出直す事にした。

夫はまた着いて来たがったが、髪を切られるところを見られるのが嫌だったので、二度目の予約は一人で行くからと断った。

サロンにつくと、今度は美容院ぽい個室に案内された、用意されたヅラを被ってみる、まだしっくりこない、幾つか注文をお願いすると、担当の美容師さんが、ヅラを持って部屋を出て行く、加工は別の部屋で行うようだ、入れ違いに先ほどのマネージャーさんが入って来た、ヅラの被り方のレクチャーをしてくれる。

M 「それにしても仲の良い御夫婦ですね、最初は御結婚されていると思いませんでしたよ」

そう言えば始めに挨拶をされ、名刺を貰ったときに、彼氏かと聞かれ不思議に思っていた、夫婦って普通は仲が悪いのだろうか?

M 「優しそうな御主人ですね、ずっと付き添ってられて」

私 「私に判断力が無くて決められないので心配で着いて来るんですよ、あまりこういう場所には御夫婦で来られる方はいらっしゃらないんですか?」

M 「そうですね、色々ですが、高校生位の娘さんと来られるお母さんや、家族揃って来られる方も中にはいますよ」

私 「今も、着いてくるって言ってたんですよ、病院も殆ど一緒です」

M 「ご主人は、怖いんですよ」

最初は何を言っているのか意味が分からなかった、夫は何が怖いの?それとも夫自信が怖いヤツなの?

夫が怖がっていたのは私を失う事だった、言われて初めて気が付いた、どこに行くにも何をするにも、最近は必ず側にいた。
大丈夫だよ、シッカリ治療して、居なくなったりしないから・・・

ヅラは何度か調整してもらい、やっとしっくり行く髪形になった。
駅まで迎えに来てくれた夫は私のヅラ姿を見て
「うん、とっても良く似合っているよ」と誉めてくれた。

可愛いと貴方が言ってくれたから今日は私のウイッグ記念日
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by yuki_yukimin | 2007-02-16 17:57 | 病気について
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凹んでます・・・・・前回、色々手を尽くしてみたものの、今までで副作用最悪だった。
そう言えば、腫瘍内科のDr赤塚不二男似が言ってたっけ・・・

Dr 「化学療法は3週間かけて回復したとろで、また谷底へ突き落とすような物です」
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適切かも知れないけど、なんと言う表現、確かにその通りです、Dr赤塚不二男似、貴方は正しい(経験者は語る)
唯一の救いは夫が仕事を休んで送り迎えをしてくれる事、本当は病院で付き添ってるって言われたんだけど、心療内科も含めると4,5時間は掛かりそうなので断りました。
あぁ・・・・・・気が重い・・・・・
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これが4回目じゃなくって5回目とかだったら、もうチョット前向きになれるんだけどな、いくら嫌でも明日は来る、頑張らなくては・・・・・
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by yuki_yukimin | 2007-02-08 16:28 | 病気について

友達のこと

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マリンさんの、ブログに遊びに行った時に、書いたコメントで、余りに鮮明にその時の事が思い出されてしまいました。
カブってしまって、申し訳ないのですが、今日はその話をしたいと思います。

私には、自分が乳癌だと打ち明けた友人が1人だけいます、告知され、不安にさいなまれ、病気を受け入れられずに取り乱し、主治医からは、診察にならないので、まず心療内科の受診を勧めらた、最悪に凹んでいた頃の話です。

彼女は、子供の事、旦那の事、お互いの経済状況まで、臆することなく話が出来る、いわゆる私にとって親友と呼べる存在でした。
しかし、そんな彼女に病気の事を話した本当の理由は、彼女も乳癌を疑われ、6ヶ月間通院し、その間、あらゆる乳癌に関する本を読み、自分がそうであろうと、思われる病気の知識を必死に得ていたから。
彼女なら私の今の心境を理解して貰える、ただ無条件に「大丈夫だよ、心配はいらないから」そう言ってもらえると信じ、私は自分の現状と、まだ病気について話をする勇気が無いので、電話は落ち着いてから私の方から掛けますと書いたメールを送った。

しかしその日の夜、早速彼女から電話がありました、躊躇したのですが、親友からの電話、私を慰め勇気付ける為にわざわざ掛けて来てくれた電話に出ない訳にはいかない・・・

・・・電話の内容は私の思いとはかけ離れた物でした、彼女の2歳年上の友達が、乳癌で病院でモルモットの様に治療を受け続け2年で亡くなった事、乳癌だと確信していた自分は、そんな死に方はしたくないからと、身辺整理を始めて最後は治療を拒否して家で過ごそうと考えていた事等・・・

・・・違う・・・・私が欲しかったのはそんな言葉じゃ無いよ・・・・・

彼女の診断結果は限りなく黒に近いグレー、結局彼女は癌では無かった、そして癌である私が欲しかった安心も私を勇気付ける言葉もそこには無かった。

・・・なんで、電話なんてしてきたの・・・・・

私は彼女の他に肉親と会社の上司以外に自分の病気の話はしていません、これからも、することは無いでしょう。

同じ立場でなくては、、いくら家族でも親友でも分からない気持ちがある、夫にだって気持ちを本気でぶつければ、言い合いになるだけ。

本当の気持ちはここでだけ書きます、泣きたくなった事も、もう二度と這い上がることが出来ない泥沼に落ちていく心境も・・・

ブログを始めて、本当に良かった、久しぶりにまた実感してしまいました。
皆さんありがとう、そしてこれからもヨロシク!
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by yuki_yukimin | 2007-01-13 21:47 | 病気について
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リアルタイムな私はノイトロジン2日目です、明日もノイトロジン求めて病院へ行きます。

本日の請求額 内科 4,130円 高いぞノイトロジン 3日で12,000円を超える出費だ。

では今日は私がセンチネルリンパ節生検を決めたMrオクレとの感動の再開編です。

4時少し前に病院に着いた、20分ほど待って診察室によばれる、診察室では、Mrオクレが今日もマスク運動を繰り返していた。
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私はなるべく水平に頭を移動させつつ、椅子に座る、実は一昨日、自分の余りの知識に無さに自分で怖くなり、この2日間勉強しまくった、私の頭は少し傾いただけで、無理やり詰め込んだ知識がパラパラと零れ落ちる、お気楽な構造。

 Dr 「如何ですか、術式に関しての決心は付きましたか?」
 私 「いくつか質問があるんですが」
 Dr 「何でも聞いて下さい、今日は何時間でも納得いくまで、お話できます」

おぉ、チョット今日はいつもと違うオーラ発してる・・・なんだかMrオクレが医者に見える・・・って医者だってば

 私 「術中に切り取ったセンチネルリンパ節は判断を急ぐ為、誤診もあるそうですが、術後の再検査は行うのですか?」
 Dr 「もちろんです、永久標本で検査を行い、転移の有無を更に詳しく検査します」
 私 「偽陰性があると聞きましたが」
 Dr 「確立として5%ほど、偽陰性があります」
 私 「色素法とアイソトープとの併用は無いのですか?」
 Dr 「ここでは、アイソトープの設備が整っていませんので、色素法のみとなります」
 私 「まだ標準治療として確立していないんですよね、現在アメリカで2万人を対象とした臨床試験で、安全を確認中だそうですが」
 Dr 「そうですね、現在はまだ標準治療ではありませんが、かなり確立された方法であることは間違いありません」
 PHS 「さいた~さいた~♪」
 Dr 「はい・・・・今、外来診察中です・・・・はい・・・」ピッ(PHS切られる)
 Dr 「それにしても、この2日間で良くそこまで調べましたね」
 私 「はい、短気集中型で、直ぐに忘れるタイプです」

ふっふっふ・・・お勉強の甲斐があってMrオクレに誉められちゃったよん

 PHS 「さいた~さいた~」
 Dr 「はい・・・だから、まだ受診中で・・・はい・・・」ピッ
 私 「ではセンチネルリンパ節生検でお願いします」
 Dr 「分かりました、ではチョットお待ち下さい、今承諾書を出しますから」

と言うなり、右手の人差し指と、左手の中指の2本を使い、猛烈な勢いでキーボードを叩きつける、相変わらずの入力ミス、打つより削除で戻る方が断然多い。

 Dr「すみませんねぇ、苦手なんですよ、良く笑われます。(一応自覚はあったようだ)元々Wordで作った書式があったんですが、誰かが壊したらしくて、直す暇も無いし、余計に時間が掛かるんですよ」

間違いない!それを壊したのはMrオクレ貴方だ・・・

 PHS 「さいた~さいた~」
 Dr 「はい・・・・あぁ、スミマセンが、今丁度、急患が入ってしまって・・・」ピッ
 Dr 「嘘ついちゃいましたよ、エヘヘヘ・・・」

マジで嬉しそうにエヘヘと笑う、Mrオクレ・・・チョット可愛い???

 私 「すみません、先日生検して頂いた後が、かなり腫れて痛むんですが」
 Dr 「あれっ?一昨日、僕見なかったですか、そうかぁ、忙しかったから忘れてたんだなぁ」

お願いだから、勝手に自己解決しないで、その時の私の左乳は腐ったバナナ色にパンパンに腫れあがっていて、かなり痛んだ。

 Dr 「これは随分と腫れてますね、痛むでしょう(だから痛いって言ってんじゃん!)、ごめんね一昨日に見てあげれば良かったね、注射で少し抜きましょう、大丈夫、痛くは無いですから」

結局、注射器で3回ほど中の液を抜いて貰った、本当に痛くは無く、腫れも治まりすっきり

 Dr 「痛くなかった?そう、それはラッキーだったね」 ってさっき自分で痛くないって言ったのは嘘なのかい!!!
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 Dr 「じゃぁ、痛み止めを処方しておきますから、受付で会計と一緒に薬も受け取ってくださいね」

処方箋と誓約書を受け取って診察室を出た時は既に6時を過ぎていた、通常の受付は6時で閉まるので、救急外来用の受付に行く。
私の他に誰も待っているわけでは無いのに、随分と会計に時間が掛かる。

 私 「あの、まだでしょうか?」
 受付 「すみません、院内処方で薬が出ているんですが、どこかのPCで○○さんのカルテがまだ開かれているようで、こちらでカルテが開けなくて薬が出せないんですよ」

Mrオクレ、いいから早く、私のカルテ閉じろ・・・

 
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by yuki_yukimin | 2007-01-10 21:42 | 病気について