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乳癌の闘病記です,一言で良いですコメント、よろしくね


by yuki_yukimin

8月31日(初めての検査・午前)

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朝早くに目が覚めた、今日は夏休み恒例の弁当つくりも必要なく、病院へ行く1時間ほど前に起きれば充分間に合うのだが5時には目が覚めていた。

子供達には「用事があってママとパパ出掛けるけど、お昼には帰るからね」と言って8時半少し前に家を出た。
15分ほどで病院へ着く、受付を済ませ待合室へ行くと、ほど無く看護婦さんがやってきてレントゲン室へと案内される、夫も付いて来てくれて、ドアの前の椅子に座った。
これで全てがはっきりするんだ、絶望と諦めが入り混じる混沌とした思いのまま、夫に向かって軽く手を振り、重い扉を開けた。

昔から私は胸が小さい、それもかなりのミニサイズ、以前はいわゆる巨乳と呼ばれる方々が羨ましくて仕方が無かった。まぁ今回はそんなミニサイズのお陰で、結果的には1.8cmの早期発見で乳房温存手術が出来たのだから、感謝しなくてはいけない。
しかし・・・マンモグラフィは2枚の板の間にお乳を挟んでの撮影となる為、ある程度の大きさが無いと検査技師の先生は,かなりの苦労を強いられる。私のお乳はいくら寄せて引っ張って挟もうとしても上手く挟めずに抜けてしまう、冷房が効いたレントゲン室で先生は汗まみれになりながら奮闘してくれた、シミジミと申し訳なかった・・・

やっと撮影も終わり廊下に出ると夫が待ち構えていた

 夫 「随分と時間が掛かったけど、大丈夫?」
 私 「うん、おっぱいが小さくて上手く挟めなかったから時間が掛かった」
 夫 「そうかぁ、それはそうだよな」 やけに納得した顔で頷いた。

また待合室に戻り今度は1時間ほど待った・・・ついに「○○さんお入り下さい」外科の窓口で呼ばれる、心臓が早鐘の様に鳴った。

先生は若い気さくな感じの女医さんだった、診察はまず触診から始まった、指先でコロコロとしこりを動かしながら、
 
 Dr 「これだね、自分で見つけちゃったの?お風呂で?・・・1.5cm位かな、良く動くね」

独り言の様に呟くと、今度は先程撮ったばかりのレントゲンをじっと見つめている

 Dr 「確かにありますね、左胸のここに白く映っているでしょう」

指差す部分に白い塊が見える

 Dr 「どうしますか?この後エコーと針を刺しての細胞診の検査をすることになりますが、ここでも出来ますよ、予約を入れられますか?」

突然の問いかけに、頭の中が真っ白になった、今日マンモグラフィさえ終わればその場で全てがはっきりするはずだと思い込んでいたのだ。
焦った、もう一分も待つのは嫌だ、この場で答えが欲しい。

 私 「その検査は今日はお願い出来ませんか?」
Dr 「・・・・そうかぁ気になるよね・・・ちょっと待っててね、うーん今は11時か・・・午後の2時でも良かったら時間が取れそうだけど、それでも結果が出るのは1週間後だよ」

最短でも1週間、こんな気持ちのまま過ごさなくてはいけないのだ。
診察室を出ると夫に 「午後からもっと詳しい検査が必要になった」と告げた。
夫は黙って私の肩を抱くように、並んで駐車場へと歩いてくれた。

逃げ場なんて無いのに、このままどこかへ逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
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by yuki_yukimin | 2006-08-31 00:08 | 病気について