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乳癌の闘病記です,一言で良いですコメント、よろしくね


by yuki_yukimin

8月29日(告白)

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明日はとうとう検査の日だ、前日に出張から帰った夫にはまだ検査の話をしていない、結果が出てからで良いと思っていたからだ。

それまでは当然1人で検査に行くつもりでいた、しかし検査日が近づくにつれて私はどんどん弱気になっていた、既に頭の中で、私の乳癌は確定していた、明日はその事実を付きつけられる。

私にとっての乳癌は、亡くなった叔母のイメージがあまりにも強く、それはイコール「死」を意味していた、まさに明日は死刑宣告を受けに行くのだ・・・

ヒトリジャイカレナイ・・・・・

そう、私はとんでもないヘタレなのだ、どうしようも無く気が弱いダメ人間なのだ。

9時過ぎに夫が仕事から帰って来たが、チビが眠るのを待った、高校生の兄ちゃんは、食事以外を殆ど自室で過ごす為、起きていても話を聞かれる心配は無い、11時過ぎチビが眠ったのを確認してから話を切り出した。

 私 「実はお願いがあるんだけど」
 夫 「・・・どうしたの?」

唐突な私の切り出しに、夫は戸惑ったような、少し怒っているような表情をした

 私 「明日、病院へ一緒に行って欲しい」
 夫 「どうしたの?」

今度のどうしたのは驚きだった

 私 「左胸にしこりがある」
 夫 「・・・分かった」

私の家系に癌患者が多い事も、乳癌で亡くなった叔母の事も、私が極度の臆病者である事も夫は知っている、私の一言で全てを理解してくれた。

 夫 「どこの病院で何時からなの?」
 私 「H病院で9時から検査だけど、受付があるから少し早めに来てくれって」
 夫 「それなら8時半位に出れば間に合うな、ところでしこりってどれ?ちょっと触らせて」

確認されるのは乳癌の事実を思い知らさせるようで怖い・・・でもしかたが無かった、場所を示すとそっとしこりに触れてきた。

 夫 「これ?・・・大丈夫だよ、これは乳癌なんかじゃ無いよ、心配しないで」

根拠など何も無いその言葉に、眠れない日々が続き、精神的にも肉体的にも、すっかり参っていた私は久しぶりの安堵を覚えた。
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by yuki_yukimin | 2006-08-29 19:54 | 病気について